CAPRICCIOSO
吉祥寺フィル第9回定期演奏会 (2004年11月21日)
no.1
曲名
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲
作曲者名

リヒャルト・ワーグナー 

ちょこっと解説

1868年初演だが、着想したのはその30年も前らしい。楽劇とは、つまりはオペラのこと。主人公の騎士ヴァルターが、苦難の末に歌合戦に勝利して、愛する女性をめでたく結ばれるというお話。

capricciosoに感想

ワーグナーの曲は、金管パートが派手で迫力あるので、つかみとしては申し分ない。特にフレンチホルンがステキ。次回は是非「ワルキューレの行進」か、「タンホイザー」をやって頂きたい。

 

no.2

曲名
交響曲 第40番 ト短調 作品550
作曲者名

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 

ちょこっと解説

39番、41番と並ぶ、モーツァルト三大交響曲のひとつ。モーツァルトの生前には演奏されることはなかったらしい。第一楽章の、おそらく誰でも知ってる主題が印象的。

capricciosoに感想

前の曲が曲だけに、パワーは少ないが優雅さは増す。ただ、もうちょっとタメを作ってやって欲しかった。すっきりまとまった曲なので、逆になんとなく流れてしまった感じがもったいない。

 

no.3

曲名
交響曲 第2番 ニ長調 作品73
作曲者名

ヨハネス・ブラームス 

ちょこっと解説

1877年発表。ブラームスはこの曲を含めて、生涯で4つの交響曲を書いた。オーストリアのウェルター湖畔で大部分が書かれ、わずか4ヶ月で完成した。

capricciosoに感想

眠たい曲ぞろいのブラームスの交響曲の中でも最も眠くなる曲だが、今日はそんなことはなかった。メリハリのある演奏で飽きることはなかった。ブラームスに対する認識が変わったかも知れない。

 

no.4

曲名
G線上のアリア
作曲者名

ヨハン・セバスチャン・バッハ 

ちょこっと解説

知らない人はないであろうと思われる、クラシックの中でも最も有名な曲の1つだが、バッハの生前にはあまり評判は芳しくなかったらしい。彼の死後、100年程後に発掘され、脚光を浴びた。もともとは管弦楽組曲第三番の第二楽章が原曲。

capricciosoに感想

好きな曲なので文句ねぇっス。

 

no.5

曲名
ラディツキー行進曲
作曲者名

ヨハン・シュトラウス一世 

ちょこっと解説

アンコールでは定番となっている、ヨハン・シュトラウス(オヤジの方)一世の代表曲。主題の部分で、指揮者が観客に手拍子を要求するのも、世界共通のお約束。

capricciosoに感想

演奏は良いのに、お客の盛り上がりがイマイチ。「G線〜」で眠くなったか?

*総評*

コンマスとホルンが素晴らしかった。